LIFE

いい人生こそ、
いい仕事

家庭と仕事の両立を支援する制度

さまざまな制度が、
多様な人材の活躍を後押し

産休・育休を経て、現在さまざまな職種で活躍する社員3人に、富士フイルムイメージングシステムズだからこそできる、子育てと仕事の両立について語ってもらいました。

富士フイルムイメージングシステムズにおける、
仕事と家庭の両立のカタチ。

  • 【産前産後休業制度】
    出産にともない、一定期間仕事を休むことができる制度。法律で定められた期間を超えて、出産予定日7週間前〜産後8週間までの間、休暇を取得できる。
  • 【育児休職制度】
    育児に専念するため、仕事を一定期間休むことができる制度。子どもが3歳になるまでの間で最⻑2年間取得できる。(育休回数により制限有り)最近では、男性の育児休職取得率もほぼ100%と利用が進んでいる。
  • 【Good Parental Leave 制度】
    子どもの誕生時に有給休暇を特別休暇として20日分付与する制度。一括、分割いずれかで取得することができる(分割取得は最大4回まで可能)。制度導入日(2024/7/1)より前に出生した子どもについても、2歳までの期間であれば取得可能。以下、「GPL制度」と記載。
  • 【短時間勤務制度】
    中学3年生までの子どもに対して、育児目的で1日の就業時間を30分から最大2時間まで30分単位で時間を短縮して勤務できる制度(事前申請制)。曜日等を指定した部分適用もできる制度。
  • 【出産祝い金制度】
    子どもの誕生時に会社からお祝い金が出る制度。1人目:5万円、2人目:10万円、3人目以降:100万円が支給される。
  • 【在宅勤務制度】
    在宅勤務に適した業務に従事し、かつ業務に専念できる環境が整えられる全社員を対象に、週2日まで自宅で効率的・柔軟に働くことで成果をあげることを目的とする制度
    (育児や介護だけでなく恒常的に週2日まで在宅勤務を利用できる)。

MEMBER

  • 営業職

    2023年キャリア入社

    干川

    HOSHIKAWA

    イメージテック事業本部
    ビジュアル&サイネージ事業部
    第1営業部 第5グループ

    ビジュアル&サイネージ事業部にて、主にアパレルブランド店頭のシーズンビジュアルの設置・交換作業などを手掛けている。プライベートでは、保育園に通う2人の子育てに奮闘中。

  • ソリューションエンジニア

    2013年新卒入社

    清水

    SHIMIZU

    営業技術部 SE2グループ

    営業技術部にて、ビジュアル&サイネージ事業部が使用するシステムの開発から保守運用までを担当している。家庭と仕事を両立しながら、小学校と保育園に通う子どもを育てる2児の母。

  • 企画職

    2015年新卒入社

    森山

    MORIYAMA

    コンシューマー事業本部 事業推進本部
    プリントソリューション事業部
    プリントマーケティンググループ

    フォト製品やプリント製品の商品化を担当している。6歳、4歳、2歳、0歳の子どもを持つ4児の父。昨年、第4子の育児のために育児休職を取得し復職。

産休・育休の取り方いろいろ

産休・育休を取得した時期や期間について教えてください。

  • 清水

    私は子どもが2人いるのですが、それぞれ出産予定日の1カ月半ほど前から産休を、また、子どもが1歳になり、4月に保育園に入園するまでの約1年間、育休を取得しました。

  • 干川

    2人目の子どもの出産予定日から1カ月間の育休を取得しました。
    私はキャリア入社なのですが、転職してこの会社に入社するタイミングで妻が2人目の子どもを妊娠中で、入社前の段階から入社して3カ月後には育休を取りたいという話をしていたんです。入社後3カ月の試用期間を経て本採用になった2週間後には育休に入りました。1人目のときは前の会社で、育休を取れなかったので、今回快く育休を取れたのはありがたかったです。

  • 森山

    私は全部で3回育休を取っています。1人目のときは育休を取得せず、2人目のとき、2年半前くらいに初めて取りました。1回目は、2人目の子どもが2歳の頃に1週間程度。3人目と4人目が生まれるときは、上の子どもたちのお世話や妻の身体の回復のことを考え、それぞれ出産予定日から3カ月間休みました。
    会社としては、産育休制度に加え、2024年の7月からGPL制度というものもスタートしています。私の場合、スタート時点で既に3回目の育休に入っていたのでGPL制度自体は育休が明けた後に分割して利用しました。

「育休はどんどん取った方がいい」
という言葉が励みに

産休・育休を取得するにあたり、不安なことはありましたか?

  • 清水

    私の部署は、営業技術部という技術部門なのですが、1人目のときは周りに育児中の女性がいなくて、部門内で初の育休を取得した女性社員でした。自分自身、すごく不安に思っていたんですけど、周囲の方々がとても手厚くサポートしてくださったおかげで、無事出産し育休を取得して復帰を迎えることができました。
    復帰の際に会社とも相談のうえ育休前と同じ部署に戻ることができ、気心が知れている上司や同僚のもとへの復職でしたので、すごく安心感があり、ありがたかったです。

  • 森山

    多分、私の1回目の育休の取得が、社内で初めての男性の育休取得だったと思います。ちょうど2年ちょっと前ぐらいから、男性の育休取得を社会的にも高めていく機運があった頃で、それ以降、どっと増えていったような印象を受けています。
    会社や部署として後押しする環境はあったので、休むことに対してネガティブな雰囲気はなかったと思います。休職に際しての業務の引き継ぎに関しては、私の業務をすべてマニュアル化して、それを複数の人に分担して引き継いだので、特に問題なく休みに入ることができました。

  • 干川

    私は入って早々育休を取るっていうのは「どう思われるかな」という不安はありましたが、職場の人から「遠慮なく制度を活用した方がいいよ」って言ってもらえたので、前向きに育休を取得することができました。

人生にとって、
かけがえのない時間に

産休・育休を取得して良かったことを教えてください。

  • 森山

    もう4人も子どもがいるので、子どもの成⻑に寄り添えて良かったという感覚はだいぶ薄れてしまったのですが、出産後の妻の回復を全力でサポートできたのは良かったですね。また、専業主婦である妻の立場を理解できたことも大きな学びになりました。3カ月間、完全に主夫をやっていたのですが、本当に同じことの繰り返しで、子どもを置いて1人で出かけることもできない。でも会社で仕事をしていると、仕事に行って、帰り際、先輩と飲みに行くこともできるし、そういう息抜きの場がある。主婦の立場というか、こういう生活を送っているんだということを体験する貴重な機会でもあったと思います。

  • 干川

    私も育休中は、妻のケアを重視していたんですけど、やはり、子どもの扱いというか、子育ても慣れていないので、最初の2、3日、私が体調を崩してしまって寝込みました(笑)。慣れないことをしたので。育休を経て、家族の絆も深まったと思っています。

  • 清水

    私は育休中、一人で黙々と育児をするのが不安だったので、仕事とは全然関係ない資格をあえて学んで取得したり、子どものコーチングや育児に関するセミナーに参加したりしていました。そこで学んだことが、職場の後輩の育成や周りとのコミュニケーションに活きたりして。自分の人生や会社での自身の役割を考える良い機会にもなりました。

  • 森山

    そういう意味でいうと、私も一つ、子育てを通じてアンガーマネジメントのスキルが身に付いたと思っています。今の時代、怒らない育児というのが潮流ということを学んで。
    仕事中にイライラしてしまったときも、子育てで身に付けた、“一旦、自分を落ち着かせるテクニック”を活かしてコミュニケーションできるようになりましたね。

子育て中の社員を、
全力で応援してくれる会社

仕事と子育ての両立にあたり、当社で働いていて良かったと思うのはどんなときですか?

  • 清水

    子どもが小さいと、保育園から急に呼び出されることがありますよね。自分としても、いつ休んでも大丈夫なように、仕事は常に早め早めに進めることを心がけているのはありつつ、チーム内でも毎週、仕事の状況や進捗を共有し合っているので、急に休むときにもサポートしてもらえる環境です。
    保育園から電話が来たら、私は一言、「あ、電話来たので行きます!」みたいな感じで上司は「そっか、頑張って!」と送り出してくれるので、気軽に看護休暇を取りやすいところもとてもありがたいと思います。

  • 干川

    私は今、裁量労働制で働いているので、保育園から急に呼び出しがあった際には一時的に業務を抜け、また業務に戻ることもできます。仕事と子育てを両立しやすいと思っています。

  • 清水

    子どもが中学3年生になるまで短時間勤務を利用して働けるのもありがたいです。今、上の子が小学校に上がったところですが、もしここで短時間勤務が終わりだったら、仕事を続けるのは難しいかなと考えていたので......。他にも、出産時のお祝い金など子育て時に利用できる、対象になる制度がとても充実していること自体が、会社が子育て中の社員を全力で応援し、肯定してくれている証だと感じています。

さまざまな制度を組み合わせて、
ベストな働き方に

その他、何か子育て世代の社員にとって当社ならではの良さを感じることはありますか?

  • 森山

    産育休制度をはじめ、裁量労働制や在宅勤務制度、短時間勤務などを掛け合わせると、かなり自由度の高い働き方ができるので、仕事を続けながら育児に向き合えるというのは、うちの会社ならではというか、総合的な家庭と仕事の両立支援制度が充実しているなと思います。

  • 清水

    働くママも多く、私も産休に入る前にいろいろ教えてもらいました。
    ママ同士のネットワークじゃないですけど、会社で「子ども向け施設のチケットもらったけど、誰か行きますか?」みたいなメールをくれたり、そういう優しい先輩ママ社員ばかりなので、とてもありがたいです。

  • 森山

    子どもがいる男性社員も多く、子育ての経験があるからこそ、育休の取得などにも理解があるのかもしれませんね。「有給休暇(入学式)」と、カレンダーに子どもの行事の予定を書き込んでいる社員も多いです。休暇取得する理由をお互いに割とオープンに話し合える社風なので、「推しのライブがあって休暇取りたいです」「いいね。誰を推してるの?」という会話が聞こえてきたりもします。そういう環境だからこそ、急な休みなども相談しやすいです!

※所属・役職等は全て取材当時(2025年)のものです。