TEAM

一人ですべき
挑戦なんてない

TEAM01

先輩と後輩の
関係性

先輩後輩であり、一人の同僚として
話しやすく、互いに成⻑し合える関係

カメラ専門店や家電量販店などの法人向け営業職として、自社製品の販売促進に携わっている入社4年目の髙貫さんと入社2年目の林さん。髙貫さんは林さんが入社したときから指導員を務めているということで、本記事では2人から当社ならではの"先輩×後輩"の関係や若手社員のサポート体制について話を聞きました。

TEAM 01

  • 先輩

    営業職

    2022年新卒入社

    髙貫

    TAKANUKI

    コンシューマー事業本部
    営業本部 量販営業部
    カメラ専門店・
    EC グループ 兼 量販グループ

  • 後輩

    営業職

    2024年新卒入社

    HAYASHI

    コンシューマー事業本部
    営業本部 量販営業部
    カメラ専門店・EC グループ

実は同じ人見知りだから、
教えられることがあった

  • 私は本当に人見知りで、初対面の方と話すことが苦手なので、髙貫さんとの初対面でも緊張していました。でも、営業活動では販売店舗を回って現場スタッフに近況報告をしたり、販促物の設置方法を提案したり、自分からコミュニケーションを取らないといけない場面が多くあります。そのため、髙貫さんとの最初の面談では不得意なコミュニケーションをどう克服するか、相談しました。

  • 髙貫

    僕も実は結構人見知りで、入社1年目の頃は林さんと同じように「何を話せばいいのか分からない」「どうやって相手から話を引き出そう」と悩んだので、林さんの気持ちはよく分かりました。まずは「取引先のいろいろな店舗スタッフに自分から話しかける」という目標を設定して、一緒に店舗に行った際には話題づくりなどのアドバイスをしましたよね。

  • 入社して数カ月は髙貫さんや他の先輩に同行して、営業の基本を一から教えてもらいました。店舗スタッフと気さくに話している髙貫さんの話し方を見て、「ここまでフレンドリーにしていいんだ」と勉強になりました。

  • 髙貫

    実は、入社3年目に突入する矢先、上司から新入社員の指導員に任命されたときは正直、不安でいっぱいだったんです。自分自身がまだ新入社員感が抜けていなかったので、ちゃんと指導できるか心配だったことを覚えています。

    そこで、僕が1年目のときに周りの先輩方にしてもらったことを意識して、林さんとも向き合っていました。特に、林さんが分からないことを聞きやすい雰囲気をつくることは意識しました。分からないことは仕方ないことなので、「もう何でも聞いて」という感じで仕事以外の雑談を振ったり、いろんなコミュニケーションを取ったりして、話しかけやすい雰囲気をできる限りつくりました。僕自身、先輩に逐一分からないことを聞き、クリアにしていくことで営業職としての自信を身に付けていったので。オフィスはフリーアドレス制ですが、なるべくいつも隣に座るようにして質問しやすい環境をつくりました。

  • 人見知りというハードルを乗り越えるうえでも、話しかける練習の場をつくってもらったことはすごくうれしかったです。私が個人的に印象に残っているのは、配属されて1週間くらいの頃、担当している法人が新店舗を開店する際、初めて販促物の搬入に一緒に行ったんです。正直、髙貫さんと2人で作業するのに緊張していたのですが、業務外の話をたくさんしていただいて、先輩に対する緊張感がなくなりました。今ではいい意味で先輩感が薄いというか......。あれは意図的だったんですか?

  • 髙貫

    自然に......という部分もありますが、確かに意図的に自分のことを開示しようと思っていた部分もあります。距離感を縮めるためにはまず自己開示して自分がどんな人間なのかを知ってもらうことが大事なので、趣味の話などを積極的に振っていました。先輩の威厳を取り戻さなきゃとも思いますが(笑)、話しかけやすいならよかったです。

「もっとこうしたら」を言ってくれる後輩と、
そう言える関係性をつくってくれた先輩

  • 髙貫

    林さんには、最初の2、3カ月は僕や他の営業部員に同行してもらい、さまざまな法人クライアントの特性や営業スタイルを学んでもらいました。その後、一法人を担当してもらい、店舗を回って販促物の設置をするなどタスクを増やしていき、徐々に独り立ちを促していきました。ある日、店舗のPOPをつくる仕事を任せたときに、林さんが自分から「こうした方がいいと思ったので、試してみました」と言ってくれたんですよね。そんな主体的に動いている彼女の様子を見て、「いいじゃん!」と彼女の成⻑を感じました。

  • 仕事には正解がないので、各々が考えて進めていかないといけないのですが、自分がいいなと思ってやったことを「いいじゃん」「任せるよ」と言ってもらえるのは自信につながりますし、「やっていいんだ」という気持ちになりますね。

  • 髙貫

    何なら僕よりも上手だと思います(笑)。新入社員のフレッシュな視点をどんどん取り入れて、自分が思い描く売り場をつくってもらいたいので、自主性に任せるようにしています。林さんは疑問に思ったことや気になったことがあればすぐに聞き、それを解決しようとする姿勢が素晴らしいんです。仕事に慣れてくると業務フローなどマンネリ化することがありますが、林さんから「こうした方がもっと効率的じゃないですか」とフォローしてもらうことがあり、新入社員としてのフレッシュな気持ちで、疑問に思ったことを伝えてくれるのでありがたいですね。

  • それも髙貫さんが営業活動の基本をしっかりと教えてくださったおかげです。また、意見を言いやすい雰囲気をつくってくれているおかげでもあります。私たちの部署は親子ほど年齢が離れたベテラン部員が多く、私自身まだコミュニケーションに戸惑うことが少なくありません。その点、髙貫さんは年齢差など関係なく広範囲にわたって部内のコミュニケーションを円滑にされているので、とても勉強になりますし尊敬しています。

「まずは一回やってみる」
若手社員をあたたかく見守る先輩たち

  • 入社して1年が経ちますが、先輩方は本当にやさしい人ばかりなので、これまで人間関係で悩むことは一度もありませんでした。他部署の同期と話していても、上司が優しくて仕事のフォローをしてもらった話をよく聞きます。

  • 髙貫

    若手社員がミスをしても、きちんと指導しながらも温かく見守ってくれる。会社全体で「とりあえず一回やってみなよ」という姿勢が大切にされているので、臆せず挑戦しやすいのだと思います。僕も入社してまだ半年のときに、上司が担当していた取引先に自分が作成した資料を持って、新しい提案をする機会をもらったことをよく覚えています。内容に配慮が足りない部分があったものの、上司にも取引先にも、新入社員を応援する雰囲気をつくっていただいて、背中を押してもらいました。

  • 最近強く感じるのは、ベテランの先輩方が、自分の引退後の会社の未来や若手職員のことを自分事のように考えていることです。全体的に若手を育てていく雰囲気があります。また、入社後すぐには「将来こんな仕事をしたい」という目標に向けて、どんな部分を強化して成⻑していくか話し合う機会にも恵まれました。

  • 髙貫

    林さんはこれからだと思いますが、新人の成⻑をサポートする「+STORY」という制度では、1年の振り返りとともに、3年後、5年後に自分がどうなっていたいか、どんな仕事に挑戦したいのかなどを上司と話す機会があります。その将来像に向けて、上司のアドバイスを受けて年度の目標を具体的に決めていくんです。僕の場合は、上司と二人三脚で担当していた大手顧客を一人で担当することを今後の目標としています。

  • 私の「+STORY」はこれからです。ただ、半期ごとに目標を立てることは入社後すぐに始めて、自分でこういう仕事をやっていきたいという目標を立ててから、指導員の髙貫さんと上⻑と面談をして、2人からこういうふうに成⻑してほしいと伝えられたことを踏まえて、最終的な目標を立てています。私はこの1年、仕事を覚える段階でしたが、今後は販売促進につながるアクションをより自主的に考えていくことが目標です。また、後輩が入ったときに向けて、お手本になれるような行動も心がけていきます。

    ちなみに、もう一つの目標として「部署内の人と仲良くなる」というのも立てており、高貫さんはじめ部署内のみなさんと仕事や仕事以外での交流機会を増やしていきたいとも思っています!

※所属・役職等は全て取材当時(2025年)のものです。

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