TEAM
一人ですべき
挑戦なんてない
TEAM02
部署横断の
全社プロジェクト
部署の垣根なくアイデアを出し合って実現した、
前例のないイベント「ファミリーデイ」
2024年7月に当社の目黒オフィスで開催された社内イベント「ファミリーデイ」。社員の家族に会社や家族の仕事のことを知ってもらい、日頃の感謝を伝えるとともにファンになってもらうことを目的に企画されたイベントです。全社を挙げてさまざまな部署が連携しながらつくり上げた本イベントの裏側について、企画・運営に携わった2名に話を聞きました。
TEAM 02
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コーポレート職
2019年新卒入社
林
HAYASHI
経営企画部
コーポレート管理部 兼
総務人事部 総務グループ入社当初はIDシステム営業部で営業職に従事し、2022年に現部署に異動。法務業務と総務業務を通して、会社全体の活動を支える。
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営業職
2020年新卒入社
北原
KITAHARA
コンシューマー事業本部 営業本部
広域チェーン営業部 兼 戦略企画本部 兼 事業推進本部
プリントソリューション事業部
プリントマーケティンググループ全国展開のカメラチェーン店に対して、デジタルカメラ、チェキ、写真用品などの営業を担当。店舗で使用する業務用プリンターやプリント注文システムの導入などの営業も行う。
家族に感謝を伝えるための
社内イベント「ファミリーデイ」
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林
「ファミリーデイ」は、社員に会社をもっと知ってもらう、社員の家族に感謝を伝える機会をつくろうと企画した社内イベントです。過去に富士フイルムホールディングスでも実施されたことがあり、当社でも独自に開催しようと初めて企画し、2024年7月に目黒オフィスで開催しました。開催に向けて同年3月頃に総務人事部で事務局を立ち上げ、私はそのプロジェクトリーダーを務めました。
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北原
イベントでは、社員の家族に会社や仕事のことを知ってもらうために、当社のいろんな事業部がオフィス内のカフェテリアや会議室を使って多種多様なブースを出展しました。私は、いくつかの事業部と協力して、セルフフォト体験ブースのリーダーを務めました。
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林
最初は一つの事業部で一つのブースを出展する想定だったのですが、皆でアイデアを持ち寄って話し合ううちに、事業部同士でやりたいことを掛け合わせたらもっと良いものができるのではという話になったんですよね。
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北原
セルフフォト体験ブースも、コンシューマー営業本部のほか、デジタルカメラ事業部、クラウド事業部、営業技術部と一緒に出展しました。アイデアを出し合ううちに、写真の撮影からプリント、データのお渡しまで全部できたらいいよねという話になったんです。せっかくなら一気通貫で対応しようと、事業部横断で準備しました。
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林
プログラミング体験やボードゲームができるブースなど、事業部に関係なく有志で運営するブースも出展しました。これらは「子どもが楽しめるブースも必要ではないか」と、さまざまな社員がアイデアを出してくれた結果、つくることになったんです。初めてのイベントだったので、最初は何をすべきか手探り状態でしたが、アイデア出しから皆さんに協力いただけて助かりました。



準備をする過程は、発見の連続
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林
初めてのイベントで手探りな中、通常業務の合間で協力してくれる皆さんの負担になりすぎず、かつ良いものができるよう準備を進めるのは大変でした。その中で、北原さんはじめ各事業部の代表者の方々には本当に助けられましたね。事業部同士で必要な話し合いを先んじて済ませておいてくれるなど、事務局がお願いする前に率先して動いてくださり、とてもありがたかったです。
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北原
林さんはじめ事務局の皆さんが綿密にスケジュールを組んでくれたり、細かな質問にも丁寧に対応してくれたおかげで、私たちもやりやすかったです。一方で私が苦労したのは、一緒にブースを出すチームメンバーのスケジュール調整です。複数の事業部にまたがっていたため、打ち合わせをしようにもなかなかスケジュールが合わず......。参加できるメンバーで進めつつ、打ち合わせに参加できなかったメンバーにも意見を出してもらうなど、チーム内での不公平感が出ないよう意識して動いていました。
でも、逆に事業部をまたいでブースを出したからこその良さもありました。例えば私のブースではセルフフォトを撮影した後、出力した写真のお渡しを取り違えないように受付表を用意しようと考えていたのですが、営業技術部の方が「レシートをプリンターから自動で出せるようにプログラミングできますよ」と言ってくれたんです。そんなこともできるのか......と、思わぬ発見があり、普段は関わりが少ない事業部の仕事を知る機会にもなりました。また、各事業部から集められたメンバーは全体的に若手が多く、皆でわいわい準備するのも学園祭のようで楽しかったです。 -
林
私も各事業部の取り扱っている商材等は知っていましたが、準備を通してより理解が深まりました。北原さんのブースで使うセルフフォト用の機材を実際に触らせてもらったりもしましたね。この会社っていろんなことをやっている会社だなと改めて知ることができました。
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北原
初めてのイベントでもうまく連携しながら進められたのは、当社の社風や社員の人柄の良さもあるのではと感じます。相手の気持ちや立場を慮って考えられる方が多いからこそ、大きな衝突などもなく楽しく準備できたのだと思います。
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林
うちの社員は柔らかい雰囲気のやさしい方が多いですよね。目黒オフィスではワンフロアかつフリーアドレス制で仕事をしていることもあり、確認したいことがあったときはすぐに聞きに行けます。社内環境的にコミュニケーションが取りやすいところも、うまく連携が取れた理由かもしれません。
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北原
準備期間中に、事業部のメンバーや上⻑が「ファミリーデイの準備を優先して!」と気にかけてくださったのもありがたかったです。全社を挙げてのイベントだということが事業部内でも浸透していて、皆で良いものにしていこうという協力的な雰囲気がありました。

イベントを通じて改めて感じた、
この会社のあたたかさ
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林
イベント当日は計100名ほどの有志の社員が、ブースでの対応や受付に協力してくれました。想定以上に多くの社員が協力してくれて、驚きつつもとてもうれしかったです。私は当日、全体が滞りなく進んでいるかを見回るので精一杯だったのですが、来場してくれた社員のお子さんが「僕もこの会社に入りたい!」と言ってくれたことが強く印象に残っています。当日の朝ギリギリまで準備をしていて無事に開催できるか不安でしたが、頑張って良かったと思えた瞬間でしたね。イベントは合計で54家族164名にお越しいただきました。北原さんが担当されたセルフフォトブースも大盛況でしたね!
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北原
混みすぎて他のブースに誘導するほどたくさんの方に来ていただき、うれしかったです。特に印象に残っているのは、普段ダンディーな方が、娘さんと一緒にセルフフォトを撮って和やかに談笑している姿をお見掛けしたことでした。業務上では多分知り得なかった、社員の“家族の顔”を拝見できたのが面白かったです。あと、イベント後に、後輩たちが同期全員で集まって撮影をしているのも見かけました。家族はもちろん、社員同士の交流が生まれる機会にもなったようです。
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林
ファミリーデイの開催を通して、たくさんの方を巻き込んで進める大きなプロジェクトには、綿密な事前準備や段取りをつけておくことが大切だと実感し、勉強になりました。また、イベントの準備から開催までたくさんの方に助けていただき、この会社は本当にあたたかい会社だな、と改めて思いました。
さらに、今回のファミリーデイを通じたくさんの社員の方と直接やり取りする機会が増えたことで、これまではメールでしかやり取りしたことがない方とも顔見知りになり、普段の業務でもいろいろなお願いや質問をしに行きやすくなったと感じています。 -
北原
イベント後はいろいろな方から声をかけていただき、「セルフフォト体験で撮影した写真を飾っているよ」と言ってくれた方もいました。写真などをお土産としてお渡しできたのも当社らしさがあって良かったのかなと思います。また、普段関わりがなかった他の事業部の若手とも顔見知りになれて、今度ご飯でも行こうかねとかそんな会話ができるぐらいには仲良くなれたのはよかったと思います。また実施する機会があれば参加したいです!
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林
本当ですか?言質とりましたよ(笑)。今回を超えるイベントを開催するのはハードルが高そうですが、イベントの世界観を統一するなど、工夫次第でもっとできることはありそうですね!


※所属・役職等は全て取材当時(2025年)のものです。
