INTERVIEW

この会社で
働くということ

「推し活」から
広がる、
写真の新たな
価値を
つくる仕事

営業職/2024年キャリア入社

村上

MURAKAMI

コンシューマー事業本部 事業推進本部
プリントソリューション事業部
ダイレクトビジネスグループ


前職は採用支援や社員の教育支援を手がける人材系の企業で、採用の観点から企業の課題解決に従事。富士フイルムイメージングシステムズ入社後は、富士フイルムならではの優れた写真技術をさらに広く活用すべく、エンターテインメント業界に向けアイドルの周年記念グッズとしてサイン付き写真パネルを提案するなど、コンテンツビジネスの拡大に向け、新たな「推し活」グッズの提案や営業活動を行っている。

「写真の力」で
お客さまの業務負荷を
減らす
課題解決型の営業として

現在の仕事内容を教えてください。

少し前までは主に写真商材、例えば写真館や写真店、個人のお客さま向けに、写真を使った記念パネル(七五三やウエディングフォト)などの商材を販売してきました。最近は、写真商材を活用して、エンタメ業界向けに応用できないかと考え、「新しい推し活グッズとして取り扱っていただけませんか?」という提案営業をしています。それは物売りというよりも「エンタメ業界の課題解決」に近いものですね。
お客さまは本当に忙しく、連絡もままならないことがあるほどスピード感が求められます。その中で私が大事にしているのは、できるだけやり取りの手間を減らし、先方の業務負荷を軽くすることです。例えば、印刷物の場合は「色味をイメージとすり合わせる」校正作業を繰り返すことがありますが、写真はイメージ通りの色味を表現できるため、校正のやり取りが少なく済むメリットがあります。これは、富士フイルムが長年培ってきた写真技術だからこそ実現できるものであり、お客さまの業務負荷軽減にもつながります。
その他にも、つくりたい印刷物があるものの、1,000個も2,000個も必要ないといったご相談をいただくことがあります。そんなときでも私たちはもともと写真館や個人のお客さまに対し「1個からつくれる」少ロットでも対応できるサービスを展開してきましたので、お客さまのご要望に細かくお答えすることが可能です。受注販売のかたちで、必要な分だけ当社にご依頼いただくというビジネスモデルができる点が、当社の強みでもあり、お客さまのお困りごと解決というところにつながっているかなと思います。

写真技術の力を、
エンタメの
新しい価値に変えていく

入社してから、写真やイメージング分野の見方は変わりましたか?

正直、今までの人生であまり写真に触れる機会がなくて、「どんな仕事になるかな」というのは楽しみに思いながら入社しました。入社後、実際にエンタメ業界のお客さまとお話しすると、日々写真が持つポテンシャルの大きさを実感しています。
私たちがエンタメ業界向けに、写真を使った「パネル」や「フォトブック」などのグッズを提案すると、「写真はブロマイドしかないと思っていた」というような新鮮な反応をいただけることがあります。また、特に驚かれるのは「色の出方」です。これは当社のイメージング領域の大きな強みで、写真は印刷と違い、光の階調や質感の再現性が非常に高く、お客さまからご評価をいただくポイントです。やはり、色が非常に綺麗に出るところがファン心理に合致しているとご評価をいただいています。

今やりがいを感じていることを教えてください。

今、SNSやスマホで手軽に写真を楽しむ時代ですが、だからこそ、あえて写真やグッズといった手に取れるものって、すごく需要があるなと感じます。例えば、「チェキ」が伸び続けている理由の一つも、私たちが「ナマ感」と呼んでいる唯一無二の体験にあります。「世界に一つだけしかない写真」というデジタルでは絶対に再現できない演出が、ファンの方には喜んでいただけていると思います。
こうした「手元に残るリアルな体験」を求める動きは、アイドルやアニメのファンイベントで特に顕著です。イベント限定パネルや、周年記念の特別仕様フォトなど、写真だからこそ生まれる「特別感」は大きな武器になります。今後は写真技術にデジタル要素を掛け合わせ、さらに新しい価値をつくっていきたいと考えています。例えば、チェキとNFCのようなデジタル技術を組み合わせ、写真を入口に「特別な体験を提供できる」グッズといったものなど、写真の付加価値が向上するような取り組みをどんどん広げていきたいです。

経験を掛け合わせ、
提案の
「引き出し」を広げ続ける

前職での経験は、今どのように活かされていますか?

私はずっと営業をしてきたのですが、「お客さまが何に困っているのか」とか「その課題に自社のどんな商品やサービスがハマるのか」といったところをつなぎ合わせることを、常に意識して取り組んでいました。「お客さまの課題を正しく把握し、最適な解決策をご提案する」という課題解決の営業スタイルは今も共通している部分です。

今の仕事でも、エンタメ業界のお客さまが何に困っていて、現場でどんなオペレーションになっているのかを丁寧に聞くことで、ようやく「どんな形で役に立てるか」が見えてきます。扱ってきた商材は異なりますが、これまでの営業経験が今の仕事にしっかりと活きていると感じています。

自身に対して課題を感じることはありますか?

一番感じているのは、「自分の引き出しの数をもっと増やしたい」ということです。同じチームの営業メンバーは6名いるのですが、とにかく皆さんの知識量と提案の幅が広いです。商材の理解度も深いし、写真だけでなくサイネージやデジカメ、周辺領域への知識も膨大で、「その場でお客さまのニーズに合わせて提案を行う」ことのスピードが本当に速い。
私の部署では毎週「シェアリング会」というものを開催し、成功事例や失敗事例を共有しています。私はまだ経験が浅かったり、写真の知識が不足していたりと引き出しが少なく、お客さまの相談事を持ち帰ってくることが多々あります。先輩たちの「こういう話があったので、これを提案して、これで決まりました」のようなテクニックや事例を、毎週のシェアリング会で吸収して自分の営業スタイルに取り込んでいます。先輩たちの商談の進め方や、提案時のちょっとしたコツを聞くことで、自分のやり方もアップデートされていきます。

今後もっと商材知識を増やし、もっと多くの事例を吸収して、お客さまから投げられた球(相談)に「その場で適切に返せる(提案ができる)営業」になりたいと思っています。これまで培ってきた課題発見力に、当社での新しい知識と経験を掛け合わせて、自分だけの「引き出し」を増やしていきたい。それが今の一番の目標です。

新しい挑戦を後押ししつつ、
品質に一切妥協しない
会社の強さ

富士フイルムグループとしての強みを実感する瞬間はありますか?

特に実感しているのは、「富士フイルムクオリティ」です。
新しく何かをすること自体は、すごく受け入れてもらいやすい会社ではありますが、実際に商品として形にすることは正直簡単ではありません。商品化の際は、プロダクト案を慎重に検討し、輸送テストや耐性テストなど、想像以上の工程をすべてクリアして初めて商品になります。
最初は「思っていた以上に大変だな」と感じたのですが、今ではその厳しさこそが富士フイルムの強みだと思っています。今ある商品もすべて厳しいテストにしっかり合格したうえで商品化しているため、自信を持ってお客さまに提案できますし、手前みそですが、「富士フイルムってすごいな」と思う部分でもあります。新しいことに挑戦できる会社であるとともに、品質に関しても一切の妥協がない会社だと実感しています。
エンタメ業界のお客さまは、ファンの方に届ける大切な商品を扱っているため、品質への期待値が高いです。我々はお客さまにもご満足いただける、富士フイルムクオリティと言えるものだけを提案しているので、お客さまにとっても大きな安心材料になると思います。

人の温かさと自由さが、
挑戦を後押ししてくれる職場

社内の雰囲気はどうですか?

入社して最初に感じたのは、「落ち着いていて、品のある会社だな」ということでした。歴史の長い会社ですが、働き方はすごく自由です。直行直帰もそうですし、フレックス制度も比較的自由に使わせてもらえます。在宅勤務(週2日)やサテライトオフィスの利用に加え、有休も取りやすく、とにかく本当に働きやすいです。
また、コミュニケーションも活発に取らせてもらっているなと感じています。分からないことを質問する際も、全く嫌な顔を見せずに答えていただける環境です。とはいえ、自分から発信をしていく意識は必要です。自分から発信することで、ちゃんと応えてもらえる会社だと感じています。相談すれば必ず応援してくれる。だからこそ、自発的に動ける人にとっては、とても働きやすい職場だと思います。
また、社内には交流のための仕組みもあり、月1回、会社主催の「ラーニングバー」が開催されています。仕事終わりに誰でも気軽に参加でき、食事やお酒を楽しみながら普段話せない人たちと交流できる場となっています。

社内の交流が仕事に活きていると感じることはありますか。

グループ会社や他部署と一緒に仕事を進めるときも、「一緒にやってみよう」と言い合える環境だと思います。例えば、社員証を扱う他部署からエンタメ業界に向けて、「一緒に営業をしませんか?」とお話をもらい、アニメ関連企業向けの展示・商談会を共同開催したことがありました。そこから50〜60人ものお客さまの担当者と接点が生まれ、実際に案件にもつながりました。部署の壁を越えてお互いの強みを生かせるのは、当社の魅力です。

社内の交流、働きやすい制度、そして互いを尊重し合う文化。そのすべてが組み合わさることで、新しい取り組みに踏み出しやすく、成長の機会が広がる会社だと感じています。

※所属・役職等は全て取材当時のものです。