まずは、これまでのご経歴を教えてください。
1989年に、当時の富士写真フイルムに入社しました。大学ではロボットの研究をしていて、「メーカーで製品開発がしたい」と、印刷系の機器のソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートしました。それから約30年、製品開発に携わり、その途中では、組込ソフトの技術者から、プロジェクトをまとめる役割、さらに技術や組織のマネジメントへと、少しずつ担う範囲が広がっていきました。その後は基幹システムや社内ネットワークといった社内ITの仕事を4年ほど担い、2025年11月に、FFISへ着任しました。富士フイルムグループをずっと回ってきて、実はこれで6社目。営業の会社に来たのは、私自身初めてなんです。今は、国内のBtoBビジネスの統括と、CDOとして全社のデジタル戦略を担っています。
エンジニアとして長く歩まれる中で、一貫して大切にしてきたことは何でしょう。
富士フイルムは、ひとことで言えば「品質を売ってきた会社」だと思っています。品質でお客さまの信頼を得ながら、事業をやってきた。安くたくさん売るというよりも、高い品質のもので、お客さまにご満足いただく。それが事業の根幹にある。だからこそ、目先の安さで勝負するのではなく、品質で選ばれ続けることにこだわってきました。私自身も、そこはずっと意識してきました。

















