“チェキ”のある人生を、
もっとたくさん届けたい。
企画職/2017年入社
鈴木 梨恵Rie Suzuki
Profile
コンシューマー事業本部
事業推進本部 インスタント事業部
企画職
鈴木 梨恵Rie Suzuki
2017年、新卒入社。学生時代は大学新聞の編集部に所属し、学生記者として活動するなかで、「写真」の力に魅了される。入社3年目まではBtoB分野でIDカード領域の企画職を担当。入社4年目から写真展・フォトコンテストの企画職を経て『INSTAX “チェキ”』のマーケティング部へ。
大好きな商品を担当しています。
撮ったその場で簡単にプリントできる、お手軽で特別な写真体験を楽しめる『INSTAX “チェキ”』。若い世代を中心に数多くの方に愛されているこのシリーズのマーケティングを、入社4年目から担当させてもらっています。以前はBtoB分野の商品やサービスを担当していましたが、入社した際に「いつかはBtoCの製品にも携わってみたい」と希望していたことを上司が覚えていてくれて。入社3年目の終わりごろに、上司が部署異動を打診してくれたんです。それに、実は私自身、もともと“チェキ”のヘビーユーザー。友人と遊びに出かけるとき。ふらっと知らない街へ繰り出すとき。いつも持ち歩いて、何気ない一瞬をカタチにして楽しんでいました。だから、この商品の魅力は身をもって実感していましたし、もっとたくさんの人に知ってもらいたい!という想いで、現在の部署へと移ってきました。一人で複数製品の販促やマーケティングを担当する小規模な部署ですが、富士フイルムの宣伝部や商品企画部とも協働して、店頭プロモーションやデジタル施策、イベント出展、テレビCMの出稿、メディアとのタイアップ企画など、さまざまなコミュニケーション戦略を立案・実施。忙しく、充実した毎日を送っています。
マーケティングは、
人の心を知る仕事。
大量のデータを分析して、売れる仕組みを考える。「マーケティング」を一言で表現すれば、そうなるのかもしれません。でも、大切にしたいのは、決して机の上だけで仕事をしないこと。私たちが扱う数値やデータは、「人の心」がどう動くのか、を表したものです。だからこそ数字だけ見ていても、新しいアイデア、本当に人を動かせるアイデアは生まれないと思うんです。たとえば、店頭での販促プロモーションを立案するときには、必ずお店に足を運びます。お客さまがどんな導線で歩くのか、どこで立ち止まるのか。そのとき何を考えているのだろうか。細かく観察して、セールスや販促ツールの制作会社の方にも話を聞いて。イベントに出展するときも、現地へ行き運営スタッフと細かく打ち合わせをしますし、お客さまの反応を見ながら、ブースでの商品の置き方を少しずつ調整してみたり…。そんなふうに、ときに泥臭くデータを集め、次の施策を考えて、実行する。それが売上アップという成果につながったときは本当に嬉しいですね。自分たちのアイデアが、そしてこの商品の魅力が、今まで届いていなかった人にも伝わったんだ!と実感できるんです。
時代に逆らう、最先端。
実は一昨年から、ユーザー公募のフォトコンテストを開催しています。プロのフォトグラファーではない一般の方が大賞を受賞したのですが、コンテスト終了後にその方から「個展を開くことにしました!」というご連絡が。撮影技術にかかわらず、誰もがクリエイターになれる。そんな価値も“チェキ”にあるのだと気付かせてもらいましたね。また、ある大学の学園祭で体験・レンタルブースを出展したときには、貸し出した“チェキ”で撮ったプリントを見せてくれて、「コロナ禍で思っていたような大学生活が送れていなかったけど、やっと青春らしいことができました」と喜んでくれた学生さんがいました。誰もがスマホを持っているこの時代。いつでもすぐに写真を撮って、データを保存しておくことができます。でも、そんな時代だからこそ、“チェキ”でのアナログな撮影体験、モノとして写真が手元に残る価値は増していくはずだと思うのです。この喜びを、もっとたくさんの人へ届けるために。頭をひねり、足を動かして、本質的なマーケティングをこれからも続けていきたいと思っています。この仕事を通して、誰かの人生を少しでも豊かにできたなら。私にとって、これほど嬉しいことはないんです。
とある1日のスケジュール
9:00 | 出社 |
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10:00 | 提案資料作成 |
11:00 | グループ内定例ミーティング |
12:00 | 昼食 |
13:00 | プロモーション企画の打ち合わせ |
14:00 | シーズナル販促物の準備 |
15:00 | オウンドメディア運用報告会 |
16:00 | 撮影立ち会い |
18:00 | 帰宅 |
これは、仕事をしていくなかで学んだ価値観です。お客さまや仲間に喜んでもらえること、はもちろんですが、くだらないことに笑えたり、美味しい食事を美味しいと思えることだったり、小さなことにも幸せを感じられる自分でいたいと思います。